お寒い文化財行政
ここのところ文化財に指定されている建物が次々と取り壊されている。
文化財に指定されている建物がこんなにも簡単に壊すことが出来るのかと思うほど。
私が知っているのは、主にお寺だが、市の文化財に本堂が指定されていながら、あっけなく取り壊され、新しい本堂が建てられている。
江戸時代に建てられた由緒ある建物。それがあっけなく取り壊されているのはなんとも寂しい限りだ。
でも、なぜこのように文化財を取り壊すことができるのだろう。指定を解除すれば、壊せるだろうが、どんな理由なら取り壊せるのか。
おそらく老朽化などの理由ならいいのかもしれないが、それならまず補修だろう。
壊された建物は雰囲気もあり、テレビのロケなどでも使われていた。しかし、老朽化して補修費用が集まらないという新聞記事が出されていたこともある。それが数年で取り壊して建て替えるなど、予想していなかったことだ。
補修もせずに、いきなり壊して、何の雰囲気もない新しい建物を建てる、こんなことでいいのだろうか。
これからどんどん文化財は老朽化してくる。こんなことがまかり通ったら、日本の文化財など無くなってしまう。
保護しない文化財の指定など、何の意味も持たない。


コメント